2017年07月11日

子鹿公開 2017

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子鹿公開をみに行きました。

今回は、子鹿公開で子鹿が走るところをパナソニック DC-GH5の6Kフォトでとらえる、というのが目的でした。

これと合わせて、GH5で奈良や奈良の鹿を撮るのは初めてなのでその感じをみるのも目的でした。

さらに夜には京都の建仁寺で境内のライトアップをJR東海ツアーズ限定で観られるというので、夕方京都へ行って奈良へ戻ってくるというスケジュールでした。

加えて、翌日17日(土)にはオリンパス・デジタルカレッジで久米寺であじさいを撮るを受講したあと再び京都建仁寺、そして帰宅という少し忙しいスケジュールでした。

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今回は奈良交通バスの高速夜行バス「やまと号」を使って、バスタ新宿から出発。

道路は順調に流れました。最近は早く着くことはしないのか、結構途中のSA・PAでの休息時間を長くとって時間調整している感じでした。到着は定刻。

飛火野

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GH5はLUMIXで初の「ローパスレス & 20Mセンサー」。既に20MセンサーはGX8で体験していてノイズの大人しさに感心していました。なので画像エンジンの計算力も上がりノイズ処理も空間認識AFも性能が上がったGH5で奈良を撮る期会を楽しみにしていました。

鹿苑のスタンドから、小柄な子鹿(生後数日から一ヶ月程度)を撮るには今までここで撮った経験から200mm(フォーサーズで)は必要でしたし、AFの速さから最近のレンズ(モーター)、望遠での手ブレ補正の効きはDual I.S.2対応レンズ(流し撮りなのでどの程度手ブレ補正が効くかわかりませんが)、一方晴天の屋外(梅雨時ながら奈良では晴れたり降ったりを短時間に繰り返すという、関東と全然違う天候パターンが多い)なので開放F値は明るい必要はない。

ということで、持っていない LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.レンタルしました。

首に何かをぶら下げている鹿は、鹿の行動調査の目的でGPSを付けている鹿

写真を拡大してよくみると「調査中」と書いてあります。

数年前には、春日大社の二の鳥居の辺りにこういうものを首にぶら下げている鹿が1頭いて何度かみかけていました。

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飛火野とびひのについたら早速LEICA 100-400mmの練習。以前にこのレンズで羽田空港沖で飛行機を撮ったことはありましたが、自然や動物を撮るのははじめて。

飛火野のバス停を降りてレンズを構えてみると、これはすばらしい。これぐらい望遠だと人見知りな飛火野の鹿も自然なようすです。朝で人が数人しかいなかったので、時々「遠くで黒いもの構えてるあいつ何だ?」と警戒されることもありましたが。

子鹿公開でレンズを構えて待っていると腕が疲れて、ついカメラを下ろしたところに子鹿が走る…ということになるので、一脚を用意。一脚を使うと400mm端でも全く手ぶれを気にせずに安定したファインダー画像で狙えます。

飛火野の奥の林の辺りから突然こっちへ向かって歩いてくる一群がこっちを全然気づかない距離から撮ることができました。

屋外の撮影で天候は晴れだったので WB は手動設定の 5200 K で通しました。

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子鹿公開の鹿苑に向かうために表参道へ。

ここは鬱蒼としているのでLEICA 100-400mm はちょっと暗くて無理(ISO感度 3200〜6400へ簡単に行く)。人間の目ではそんなに暗い気がしないところなのですが。

LEICA 42.5mm Nocticron ですと写真スペック的にはかなりよい状態です。このレンズも以前大阪へLUMIXセミナーを聞きに行った際に、朝早起きして午前中だけ春日大社で鹿を撮ってこよう…と前日にパナソニックセンター大阪でレンタルして使ってみて、明るさと、焦点距離、鹿の毛の感じで一気に買いたくなってしまったレンズでした。

林と石灯籠に囲まれている参道なので、開放 F1.2 の明るさで背景のこれらのぼかしも大変ありがたい。

しかし 100-400mm を使ってしまうと、42.5mm だとある程度近づくと鹿が意識して逃げてしまうことが多いなと実感。これより短いレンズだと近づけないので撮れる画はかなり限られます。

子鹿公開

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平日ということもあり、開場前の行列はなし。そばにテントがあり、座って待っていられる状態でした。受付開始とともに待っていた人が行列して入場。

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今回の数時間の成果はこの2枚だけ。

2枚ともトリミングしています。

子鹿公開では止まっている鹿はいろいろと撮ったので、今回は子鹿を狙い続けて、走るのだけを撮る、と粘ったのですが今回は小走り程度が多く、走る回数自体少なかった。

また、時間が経つに連れて暑くなるので特に子鹿は日陰でおとなしくなってしまうようでした。

私も後半油断したところで走られたり。

最初は「6Kプリ連写」を試しましたが子鹿が走ってから約1秒では少し短くいい疾走シーンが入りませんでした。

子鹿と言っても生後数日から生後一ヶ月くらい(出産ラッシュは5月から)なのでまだ体を操ること自体がぎこちないです。走れる、というのを試しているだけのようなので、突然走り出しますし、何か目的(目標)があって走っているわけではありません。奈良公園内では鹿寄せを除くと走っている鹿は私は2回(そのうち一回は飼い犬が綱を振りきって鹿を追ったから)しかみたことがありません。

いつもエサをくれる人をみつけても小走りなだけです。鹿寄せも走ってくる鹿ばかりではありませんし。

6K連写で撮ってみると急に走りだすのでAFが最初追いつかない感じです。子鹿が走りだして少し(ほんの1秒後とかそういうレベル)すると子鹿も真っ直ぐ走る状態になるのでAFが追いつくのですがその時にはもう走るのをやめてしまう。あと急にカメラを振るのですがそれが子鹿の動きに無駄なくついていっているわけでもないので手ぶれ(被写体ブレ)している感じもあります。シャッタースピードは1/2000 s なので追えていれば動きはちゃんと止まっています。

AF の挙動は GH5 の設定でもっと敏感にできるのでチューニングで改善の余地はあると想います。実際に子鹿を使って確かめるにはあまりに走る回数が少ないので…何で代用したよいか。

単写ではよくピントが合うので、メカ連写で撮るとよいかもという予感もありますが、これだと「刻み」が荒い(連写Hで9枚/秒、連写Mで7枚/秒)ように思うので、足の浮き具合がうまく捉えられないかもしれません。これは去年の夏だったか、に、GX8の4Kフォトで鹿寄せを撮ってみて「メカ連写よりも細かい分、『これだ』と思うカットが多い」と思ったので。

E-M1 Mark II で3月に鹿寄せを撮った時も(最高)18枚/秒の設定で撮ったところいい感じのシーンが多かったのでした。

今回は一日しか撮らなかったですし、また来年。

  • 4K/6Kフォトでの連写の刻みの細かさを再確認できた(去年のGX8での鹿寄せ以来)
  • GH5 では4K/6Kフォトで画角の変化がない(センサー全面読み出し)のはやはり扱いやすい(画角が変動して軽く望遠寄りになるのも便利ですが)
  • 6Kフォトはトリミングできるのでありがたい(画面縦横比3:2の場合、単写と画素数が全く同じなのでワークフロー的に単写と6Kフォトを区別する必要がない)
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入場直後の400mm端の感覚のチェックと「もう走りそうにないな」という後半に、止まっている鹿もいろいろ撮ってみました。

U字溝の隠れ家は真ん中より奥に配置されているので、こんなにアップにできるのはテレ端400mmの威力。一脚のおかげもあって Dual I.S.2 で全くファインダー像が揺れないです。

U字溝や日除けの下は結構暗くなるのでISO感度とシャッタースピードの関係は少し気にしました。

LEICA 100-400mm は少しズームリングの動きが渋く、とっさに微妙なズーム変化に失敗することもありました。レンズを持ちながら指で「送る」ことができないです。また三脚座とズームリングの間に指が入りません。そのため少し大きくズームする時はレンズを上からつかむような掴み方が必要でした。(回した時に指先が三脚座に当たってしまうと三脚座の間に指が入らないのでそれ以上回せない)三脚座はネジで脱着できるので、スペーサー的な板を探してきて挟めば対処できるかもしれません。

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すでに Nocticron で鹿の顔のアップを撮ってありますが、GH5 の感じをみるために LEICA 100-400mm で親鹿の背中の毛のアップを撮ってみました。

設定はこの日全日一定なのですが:

  • 「フォトスタイル」: 「スタンダード」
  • 「コントラスト」: +1
  • 「シャープネス」: +1
  • ホワイトバランス 色温度: 5200 K
  • ホワイトバランス 「調整」: ±0

で撮った JPEG 撮って出しです。

夏毛の鹿の子かのこ模様の茶色と地面の芝生の緑が現地で見た感じに近くなっています。ちょっとつやのある毛の感じもこんな感じ。タワシのような剛毛ではないが、猫の毛のようにふわふわでもない(特に背中は雨ざらしなので)。一番表面の毛の下は少しふわふわしている。そういう感じがよく再現されていると思います。

「野生の鹿」はもうちょっとワイルドであってほしいという「撮りたいイメージ」もあると思いますが、それは「シャープネス」を上げるとか(+5まで設定可能)、Photoshop / Lightroomでちょっといじるとか…。毛の茶色 対 芝生の緑の両方の忠実さは癖の無さだと思うので、それは後処理でのいじり易さではないかと思います。

興福寺

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子鹿公開で子鹿が走るのを狙っている集中力も切れたのと、暑くなって鹿も日陰に入っておとなしくなってきたので、午後1時過ぎに鹿苑を後にしました。

夕方には奈良を出発して建仁寺へいくので、奈良市内で過ごすことにしました。国宝館を一年間耐震補強工事するために閉館している間に、中金堂完成間近となっていよいよ仮金堂から講堂へ変わることになった仮講堂(仮金堂)で行われている「興福寺国宝特別公開2017 阿修羅 -天平乾漆群像展-」(Internet Archive)を観ることにしました。前期の会期終わり直前でした。

建設中の中金堂のシェルターのわきに、入館受付のテントがあり仮設の歩道を通って仮講堂(仮金堂)へ。

梅雨の晴れ間に仮金堂の中へ風が入り、扉のそばは非常に気持ちの良い気候でした。

国宝館にあった「仏頭」も東金堂に約1年間「還座」(もともと東金堂にあったため)しているので、共通拝観券で東金堂も参拝しました。

ホテル

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興福寺を拝観した後は GH5 のマクロを確かめにコスモスをさっと撮りに般若寺へ行こうかとも思っていましたが(近鉄のフリーきっぷを使ったのでバス代の追加負担はない)体力も考えてとりやめ。明日一日花(あじさい)を撮るのですし。

今回は今日の子鹿公開は LUMIX GH5 で撮るのが目的だった(+建仁寺のライトアップ)ので GH5 とレンズを持ってきていますが、明日はオリンパス・デジタルカレッジの講習なのでオリンパスの E-M1 Mark II とレンズ一式も持ってきていました。

いつもはかばんは朝ホテルに預けるのですが、初めてのホテルということや、E-M1 Mark IIを入れたカメラバッグに鍵がかからないので、JR奈良駅のコインロッカーにかばんとE-M1 Mark IIのカメラバッグを入れました。

このサムソナイトは一番小さい300円のコインロッカーにはぎりぎり入らず400円のコインロッカーに入れていたのですが今回はその大きさにきれいに2つのバッグが入ったので大満足でした。

このバッグ類をコインロッカーから取り出して、ホテルにチェックイン。ホテルに入って荷物を開梱。今回は出来て11ヶ月ほどのABホテル奈良にはじめて泊まるので、ホテルの中を少し探検。去年名古屋で泊まっていますが、少しだけ感じが違う。大浴場が魅力的ですがもう少し遅くまで開いているとうれしい。

場所はJR奈良駅の高架際すぐ、スーパーホテルLohasの裏という感じ。

JR奈良駅近くという点は、ホテル日航奈良は別格として、コンフォートホテル奈良、スーパーホテルJR奈良駅前・三条通り、スーパーホテルLohas・JR奈良駅にABホテル奈良と、新しいホテルが揃って来ました。

GH5 の電池は新品に取替えて、子鹿公開でほぼ使い切った電池は充電開始。予備電池はあと1個あるので満たん2個あれば建仁寺のライトアップは問題なし。重くて大きい LEICA 100-400mmはもう使わないのでホテルへ置いていきました。

一旦ホテルを出て、今回はおみやげの購入も。スケジュール的にはこの時しかありませんでした。一つを除いては、予想外のラッキー(え、このお店にあった!)もあって順調に購入完了。

おみやげ手配の最後の一個が出来ずに探しまわったので、思ったよりホテルで休めなかったですが、お昼も食べていないし、最後の一個おみやげの手配が可能かどうかもうちょっとトライしてみたいというのもあって、ホテルを出発して京都建仁寺を目指して、近鉄奈良駅へ向かいました。

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posted by cat_and_deer at 13:00| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 子鹿公開 | 更新情報をチェックする
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